川住新聞

川住新聞 第12号

「川住新聞」第12号です。

こちらでは発売した商品や参加したイベントについて記事のような形式でまとめていきます。
よろしければご一読ください。

弊社のダウンロードページから下記の新聞記事がダウンロード可能です。

川住新聞 第12号

「A NEW BEGINNING」
 2025年8月29日、川住製作所は川住夫妻からアズマ工業もとい、山下智樹社長へ託す事となった。川住夫妻は70才を過ぎた頃から川住製作所を継続させるために譲渡先を探していたという。様々なご縁があり、静岡県浜松市の約120年の歴史がある掃除用品メーカー、アズマ工業の山下智樹社長と出会った。今年の春に行った面談で、穏やかで真面目な人柄、仕事に対する真摯な姿勢に惚れ込み、川住製作所を託すことを決めたという。今回の川住新聞は山下智樹新社長からいただいたご就任の挨拶、そして川住夫妻からいただいたご退任
の挨拶を掲載させていただく。

「山下新社長からのご挨拶」
 こんにちは、この度川住製作所の社長に就任するにことになりました山下智樹と申します。モノづくりが大好きな会社川住製作所の経営を引き継ぐことができ大変光栄に思っています。外から見る川住製作所と内からみるのではいい意味で違いがあり、毎日楽しい日々を送っています。その一つが好奇心の塊がぶつかりあう企画会議。お互いに好き勝手に言っているようで、時には全く交差しないような意見が飛び交い、それでいて最後はお客様視点で見ると・・だんだんまとまってきます。大きく考え、広げ、そしてお客様にとって使いやすいとい
う観点に収束されていく様は、よくまとまるなぁと関心します。これからも「さすが!」と驚いていただける商品や、意表を突くモノづくりを続けてまいりますので、是非今後の川住にご期待ください。引き続きよろしくお願いいたします。

「川住夫妻からのご挨拶」
 この度、8月29日をもちまして(有)山林商会(アズマ工業(株)グループ)に事業承継することになりましたのでご報告させていただきます。関係会社へは書状でお知らせさせていただきましたが、改めて川住新聞のこの場で詳しくご報告させていただいた方が良いかと思い、旧代表取締役の私から一言ご挨拶させていただきます。これまで40年間続けてこられたことは皆様のお陰と感謝しております。この川住製作所を継続することが、今までご愛顧いただいたお得意先、私たちを信じてついてきてくれた社員、頑張って商品を作ってきてくれた中国縫製工場の人達の為にも、引き継いでいただける会社を昨年より探しておりました。今年に入り、ご縁があってアズマ工業の山下社長が譲り受けたいと手を挙げていただきました。アズマ工業さんは創業120年以上で「お客様に喜んで頂けるモノづくりやサービスを提供」されてこられた会社で、弊社の理念と共通するところがあること。また、苦労された山下社長の真面目で穏やで謙虚なお人柄ととともに、目標をしっかり持った有能な経営者なので家内の圭子も賛成してくれ、山下社長に川住製作所を託すことに致しました。新しく生まれ変わる川住製作所にご期待いただくとともに、今まで通りのご支援賜りますようお願い申し上げます。引継ぎの為、私は1年間、経理担当の圭子は半年間、顧問として会社に残ります。これからも川住製作所をご愛顧くださいますようお願い申し上げます。最後に、長い間お世話になりました皆様に、圭子共々心より感謝申し上げます。

2025年8月29日、川住前専務と川住前社長、そして山下新社長によって行われた成約式後の写真